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2年前の年賀状、TikTok「#時を戻そう」の先駆け?

先日、住宅会社の代表の方とお話した際、「with コロナ」で家で過ごす時間が増え、マイホームの夢を形にしたい人が増えていると聞きました。

今までだったら「こんなキッチンがいい」「リビングはこんなイメージ」とマイホームの夢をどんどん膨らませる妻に対し、夫はちょっと後ろ向き。でも、夫婦一緒に家で過ごす時間が増えたことで「こんなに家で過ごす時間があるんだったら、家を建てようか」と夫も妻と足並みをそろえ、モデルハウスに積極的に足を運ぶニューファミリーが増えているんだそう。

そんな中、最近ブームになっているのが「TikTok」「#時を戻そう」です。

「TikTok」(ティックトック)とは、今若い世代に愛用者の多いショートムービープラットフォームですが、昔の写真を使って今と昔の写真を比べて楽しむ「#時を戻そう」が大人気。昔と今とのギャップについ笑ってしまう動画、懐かしい思い出に浸って思わず感動してしまう動画などを人気タレントから一般の人まで続々と投稿。「#時を戻そう」の総再生回数はすでに26億回を突破しています。

「へぇ、面白いね〜」と家族で話していたら、「あれっ、これって私たちが2年前の年賀状でやったことと同じじゃない?」と気づいた私。

これが2019年の年賀状です。

年賀状のデザインをどうしようか、あれこれ考えていた時、「12年前の亥年ってどんな年だったっけ?」とアルバムを振り返ってみたら、懐かしい写真を発見。

うわあ、今では身長180cm超えの息子たちも12年前はこんなに小さかったんだ…。

「じゃあ、この時と全く同じポーズで写真撮影を行います」ということで、家族全員がそろった大晦日に撮影したのでした。

 

12年前のポーズを一つひとつ確認しながらの撮影はすごく楽しかった!

同時に、干支が一巡りする12年間の時の流れをリアルに感じ、今自分たちがこうして生きていることに感謝の気持ちが湧いてきたことを思い出します。

きっと、TikTokの「#時を戻そう」が今こんなにブームになっているのも、コロナ禍で失ったもの、かなえられなかったことがある中で、これまでの家族や友人との歩みに喜びを見いだせるから。

「#時を戻そう」

過去に戻ることはできないけれど、過去の自分と今の自分を比べてみるとしたら、あなたはどの時期に時計の針を戻したいですか?

 

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