新型コロナウイルスの影響で春以降、多くの企業でテレワークが進んでいます。
そんな中、偶然にも同じタイミングで「自宅が仕事場」となった私。当初、子ども部屋にある長男の机を使う予定だったのに、春休み、東京から帰省中だった長男がそのまま大学のオンライン授業で机を使うことになり、私の仕事場はリビングに!
衣食住と仕事場の境界線がない…。
でも、こればかりは仕方ありません。
ダイニングテーブルにパソコンを置き、仕事をする生活が始まりました。
次男の一言にドキッ…
そんな環境の中で仕事をしていた時のこと。
帰宅した大学生の次男がポツリ。
「お母さん、ほうれい線がやばいことになってるよ」
来たぁ、久々のコスメ批評!
次男は幼い頃から見た目の微妙な変化を鋭く突いてくる子でした。
「お母さん、白髪が目立ってきたよ」
「シミが増えてきてるよ」
何気ない瞬間に、突然直球が飛んでくるんです。
でもこんな直球コメント、友達だって夫だって言ってはくれません。次男のコスメ批評は全く悪気のないピュアなもの。心は痛いけれど、ある意味、自分を客観的に知るバロメーターでした。
しかも今回の一言はやっぱり⁉︎って感じ。
実は私もそんな気がしてたんです。
- マスク生活が続き、人前で表情を見せることが激減
- 自宅での仕事が中心になり、人に会う機会も激減 時流に乗ってオンラインミーティングを始めたものの、モニター越しだと細かい表情までは分からないし…。
- 一人だと案外集中できて、黙々とパソコンに向かう時間が増加
つまり、この2カ月間、表情筋が衰える要素がそろっていたわけです。
パソコンの横に「鏡」
「これはやばい、なんとかしなきゃ」ということで、パソコンの隣に置いたのは鏡。
無印良品の「アルミコンパクトミラー」(税込2,090円)です。
元々は昨年の夏、蒸し暑い時期に洗面台の前でメイクをすると汗だくになるので、エアコンの効いたリビングでメイクができたら、と購入したもの。フォルムがおしゃれで、トレイの部分にちょっとしたアクセサリーを置けるのも気に入って使っていました。
まさかパソコンの横に置くことになるなんて…と思いつつ、始めてみると…。
意外!
斜め前に鏡があると気が散るのでは、と思ったんですが、誰かに仕事ぶりを見張られている感覚がいい感じ。緊張感が生まれて背筋がすっと伸びます。
そして原稿が行き詰まった時にちょっと鏡に目をやると、やたらと気難しい顔にびっくり。「うわあ、私、こんなに怖い顔で仕事をしていたんだ」と気づかされました。
そんな時はすぐさま口角をきゅっと上げてにっこり。原稿がひと段落した時も鏡に向かってにっこり。とにかく表情筋を上に上に持ち上げるつもりで、にっこり時間を増やすようにしました。
果たして効果はどのくらいで出るもの?
以前、あるエステティシャンの方に聞いた言葉を思い出しました。
「人間は鏡を見て自分の表情を客観的に認識するので、鏡を見ない生活を続けると、3カ月間で表情が変わってしまう」と。ということは3カ月が目安?
人と会う機会が激減している今こそ、鏡に向かって一人スマイル。
これも新しい日常。ひとまず3カ月続けてみようと思います。
⇨ 無印良品公式サイト