今年の夏は「Go To 近場」を楽しむ!

例年なら今日、7月21日が夏休み初日。

…のはずですが、今年は鹿児島県内でも自治体によって夏休みの開始日がさまざま。「新型コロナウイルスによる休校で不足した授業時間を確保する」という命題の下、夏休みの開始を遅らせる自治体が増えています。

このところ連日真夏の太陽が顔を出し、昨日の最高気温は33℃。暑い中での授業は大変でしょうが、あと少しですね。

そして「暑さで大変」なのは動物たちも同じ。昨日は動物の取材で久しぶりに平川動物公園へ。子どもが大きくなるとなかなか行かなくなるので、久々の動物園は新鮮でした。

入り口ゲートをくぐり、目の前に広がる「アフリカ園」。ちょうど昨日はキリンもシマウマもサイもダチョウも全てそろうオールキャスト。動物たちのトラブルがない時だけオールキャストが実現するということで、昨日はラッキーな日だったんです。

ただ、いつもなら近くに寄ってきてくれるキリンも木陰の下。日陰で体力温存でした…。

それにしても、桜島をアフリカのキリマンジャロに見立てた世界は、私にとって「これぞ動物園」と思える原風景。

子どもの頃、家族と出かけ、遠足でも毎年のように出かけ、そして幼い子どもたちを連れて何度も出かけた動物園。まずはアフリカ園で動物たちを眺め、「今日はどのコースで回る?」とわくわく感を高める場所だっただけに、この景色を見ると懐かしくって、なぜかほっとするんですよね。

しかも昨日感じたのは「あれっ、アフリカ園ってこんなにこじんまりしてたっけ?」。

子どもの頃に見た、ど〜んと目の前に広がる世界がインプットされているからなのか、大人の自分一人で眺めた世界は意外にコンパクトで、その分レトロ感を引き立ててくれました。

いよいよ明日から始まる「Go To トラベル」。

鹿児島県も感染者数がゼロにならず、県境をまたいでの旅行が難しい状況が続いています。

でも、そんな状況だからこそ、自分たちの住む街でどれだけ楽しめるかが鍵。

久しぶりの動物園巡りをしてみて、この夏は「遠出できなくって残念…」ではなく、「地元の観光スポットをとことん巡る夏」とキャッチフレーズをつければ面白くなるし、いろんな気づきがあるはず、と思えてきました。

さあ、今日も暑さが厳しく、気温もどんどん上昇しています。

昨日出会った動物くんたちも暑いだろうなあ。そんなことを想像しながら、私たち人間も熱中症対策、十分に気をつけましょう!