鹿児島でも背筋がピンと伸びるような寒さを感じる日が増えていますが、澄んだ空気の中、冬ならではの景色に出会えるチャンスも増えています。
師走も半ばの12月14日、鹿屋市での打ち合わせを終えて鹿児島市まで帰る道中、偶然にも立ち寄ったのは、霧島市福山町の峠の中腹にある「中茶屋公園」。道路脇にずらりと車が止まっていたので「おっ、ここがあのスポットだ!」と気づき、急いで向かったのでした。
あと5分で17時になろうかというギリギリのタイミングで到着すると、すでに多くの方が三脚を据えてスタンバイしています。
そんな中、ハンディーで撮影を始めたところ…。
沈む夕陽が桜島の山頂に重なった瞬間、宝石のように光がきらめき、「ダイヤモンド桜島」に遭遇できたんです。
まるで桜島に後光が差し込んだかのような幻想的な光景。シャッター音だけが響きわたる中、きらめく夕陽と桜島のシルエットは神々しくて、心がじわりと温まりました。
わずか3分間の夕景ショー。
鹿児島に住んでいながら、まだまだ出会えていない景色があるものですね。
ちなみに、ダイヤモンド桜島は12月上旬から1月上旬まで見られるそう。
夕方、霧島市方面に出かけたら要チェックです!
【ダイヤモンド桜島を楽しめるスポット】
中茶屋公園
霧島市福山町福山字並木添1762
中茶屋公園
霧島市福山町福山字並木添1762