木をふんだんに使い、伝統的な建築工法に基づいた、これぞ「日本家屋」という家構え。
鹿児島市直木町の自然豊かな地に立つこの家は、地元の木にこだわった家づくりに定評のある「建築工房 匠」が手がけた注文住宅です。
中に入ると、どこか懐かしくって心落ち着く空間が広がります。
最近、こうした伝統的な和風建築の家を見かけることが少なくなってきたので、この家を建てたのが、「ニューファミリー」といわれる若いご夫婦、と聞いた時はびっくり!
話を聞いてみると、施主の長谷川さん夫妻は結婚当初から「おばあちゃんが暮らしているような、昔ながらの家」に憧れ、20代後半で純和風の家を建てようと決意したのだそう。
子どもの頃に見た原風景に郷愁と憧れを抱いていたからこそ、望んでいた空間で日々の暮らしを楽しんでいることが、お二人の表情からも伝わってきました。
「おばあちゃんが暮らしているような、昔ながらの家」とは具体的にどんな家なのか、4分間動画「SMILE HOME」で紹介します。
存在感ある大黒柱、無垢の床、しっくいの壁。
そうした一つひとつの空間に心地よさを感じ、深呼吸したくなる家でした。
もちろん、完全なる注文住宅なので、決してリーズナブルに建てられるわけではありません。
それでも、施主さんの思いに寄り添い、予算の範囲内でできる工夫を重ねながらオンリーワンの家を形にした建築工房匠の福迫健さんの手腕に、今回も驚かされました。
日本家屋ほど、職人の匠の技をつぶさに感じられるということなんでしょうね。
「建築工房 匠」の家づくり⇨ 建築工房 匠
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